当たり前すぎてほとんどのドライバーが意識をしていないと思うんだけど、車を運転するということは「事故を起こすかもしれない」というリスクが常に付きまとう。
今では無事故・無違反のゴールド免許3週目なのは、[keikou]楽しみながらもそのリスクを常に頭に入れているから[/keikou]なんだと思っている。(自慢)
また事故だけじゃなく、エンジンブローや水没などの「致命的な故障」でも車を動かすことができなくなるので、事故をしてしまった時と同じように、何かしらの処置をする必要があるんだ。
それは後でも話すが、ざっくり分けて3つある。
- 修理する。(乗り続ける)
- 廃車にする。(手放す)
- 売却する。(手放す)
そしてこのページでは、自分の愛車が運悪く事故車や廃車になってしまった時に、より今後に繋がる方法を提案していくので[keikou]自分が後悔しないと思う方法[/keikou]を選んでくれ。
事故車・故障車は修理か?処分か?
事故車や故障車はそのまま置いておくわけにもいかず、どうにかしないといけないのは確かで、その選択肢として大きく分けて[keikou]「修理する」か「処分する」の2通り[/keikou]だ。
事故や故障した愛車を修理する
これは言わずもがな車を直して再び乗れるようにすることだ。
愛するマイカーのためなら、誰もがこれを選んで乗り続けたいと思うだろう。
ただし、足回りのパーツを交換しないといけないような事故だと、車のフレームが見えないレベルで歪みが出てしまっていると、直進安定性が悪くなる場合もある。
また、塗装の技術が低い修理工場だと、バンパーとドアの色が全然違うといった事態になる可能性もあるんだ。
それらを頭に入れて修理をするのであれば、以下の選択肢が考えられる。
- カーディーラー(または買ったお店)に持って行って直す。
- 整備工場に持って行って直す。
- 解体屋さんで中古パーツを調達して自分で直す。
- インターネットでパーツを調達して自分で直す。
車両保険で直せる場合は買ったお店に持って行くといいんだけど、このサイトの趣旨としては車の勉強として「ネットでパーツを調達して自分で直す」という選択肢をとってほしい(笑)
エンジンブローぐらいだったら、ヤフオクで同じ車種のエンジンを調達すれば十分可能で、[keikou]これらの工具と「愛車を復活させる愛と根性」があれば十分できる。[/keikou]
事故や故障故障した愛車を処分する。
もう走れそうに無いぐらい大破した車や、エンジンルームまで水没した車、エンジンブローで動かなくなった車は、修理費用を考えると残念だが処分した方がいいケースが多い。
特に水没は、見た目で「もう乾いたから大丈夫だ」と思っていても、ECU(エンジンのコンピューター)がやられていたらそこがショートして、後から車両火災につながる場合がある。
だから、水没車をそのまま乗り続けるというのはとても危険なんだ。
水没は主に天災によって起こる場合が多く、自分の過失じゃないので納得できない部分もあるかもしれないが、そこは涙を飲んで愛車に別れを告げよう。
事故車・故障車を処分する方法
事故車・故障車を処分する方法として、これもまた2通り「[keikou]廃車[/keikou]」と「[keikou]売却[/keikou]」がある。
字を見るとわかると思うが、どちらを選ぶかによって大きく違ってくるんだ。
それについて次から説明していこう。
事故車・故障者の処分としてオススメできない「廃車」
[keikou]陸運局(自動車検査事務所)にて抹消登録を行うこと[/keikou]を一般的に「廃車」と呼ばれていて、自分で行うとなると所定の手続きが必要になるし、手続きに関する費用も必要になるんだ。手続きに関する費用とは、解体を依頼する場合は車の解体料が、動かせない車の場合はレッカーや積車を手配する引き取り料がそれにあたる。
この一連の手続きを自分で行うのは、かなり面倒で時間もお金もかかる。
また、この面倒な手続きはカーディーラーや行政書士さんにお願いすることもできるが、その場合は代行費用がかかり、さらに出費がかさむことになってしまう。
ガソリンスタンドなどで「廃車0円で引き取ります!」というサービスがあるんだけど、そういうところに頼む時はだいたい動かせなくなってしまっているので、[keikou]結局レッカー車や積車の引き取り料が必要になる場合が多い[/keikou]ので、あまりオススメできない。
ただでさえ愛車を壊して傷心しているのに、こんな面倒で時間がかかる上にお金が掛かることなんて、正直やってられない。
事故車・故障者の処分としてオススメする「売却」
今、1番オススメできる選択肢は「[keikou]故障した状態で売却すること[/keikou]」だ。
「壊れた車なんて売却できるの?」なんて思うかもしれないが、こういった事故車・故障車を専門の買取り業者は昔から存在していて、いまではインターネットを使ってメールで査定を依頼したり、複数の業者に見積もりを出す「一括査定」が驚くほど簡単にできる!
インターネットを使って事故車・故障車を売却するメリット
なぜ「インターネットを使って売却するのか?」というと、[keikou]メリットがたくさんある[/keikou]からだ。
ざっと挙げるだけでもこれらのメリットが思いつく。
- 複数の買取業者が簡単に見つかる。
- 事故車・故障車でも高く買い取ってくれる可能性がある。
- 一括査定の申し込みが簡単で時間が掛からない。
- 査定結果が早くて比較でき、1番高値をつけてくれた業者で売却できる。
- 動かせない車は訪問して査定してくれる業者もある。
- 「売却」なので面倒な廃車手続きがいらない。(ただし、委任の手続きは必要)
「廃車」ともっとも大きく違う点は、「手続き楽チンな上に、お金になる」ことだ。
しかも、普通に買取業者に行くと下手すると査定0円どころか、廃車手数料まで取られるような車に値段が付くから愛車を壊して傷心している身からするとまさに神対応に思えるだろう(笑)
事故車買取のケース:すぽカラ編
ここで、[keikou]俺が若い時に犯した黒歴史[/keikou]をざっくりと紹介しておこう。
プロフィールにもざっくりとした成り行きが書いてあるので、興味があったら読んでくれ(笑)
事故車両:インプレッサWRX StiVer4 TypeR
年式:平成10年式(当時1年落ち)
車両価格:260万円(諸費用込み300万円)
ローン残債:200万円(100万円頭金。1ヶ月半で刺さる…笑)
破損状況:右フロントのオフセット衝突。フレームが損傷し、左右で車の全長が変わっていたらしい…
修理見積もり:約180万円(要フレーム修正)
とまあ、今思えば本当かどうかわからない修理見積もりだけど(笑)
さすがに当時は修理費用を捻出できそうにないと判断し、少しでもローンの残債を減らす方向で事故車買取業者に一任することになった。
その結果、上記な状況にも関わらず、[keikou]なんと60万円で買い取ってもらえることになった![/keikou]
しかし、車をローンで買うと名義がローン会社となるため、ローンが残っていると簡単に売却ができない。
そこは両親にローンの残債を肩代わりしてもらうことで、後の手続きは全て事故車買取業車の人に代行してもらった。
そういったこともだいたいの事故車買取の業者はやってくれるから、[keikou]万が一事故をして不動車になってしまった場合でも安心して任せるといいだろう。[/keikou]
なぜ事故車を買い取ってくれるのか?
普通に考えると動かないような車になぜ値段がつくのか?
[keikou]その理由は至って簡単で、「お金になるから」なんだ。[/keikou]どのようにお金にしていくのか、これから説明していく。
中古パーツとして販売している
使えるパーツは取り外して中古パーツとして販売したり、残った部分は鉄くずとして売却することでお金になる。
例えば俺のケースでいくと、
- 当時最高峰のSTiバージョンのエンジン
- クロスミッション
- 前後ブレーキセット(当時珍しいリア2POT)
- リアデフ(R180サイズの機械式LSD)
これだけでも[keikou](正確には両親)に支払った60万円は楽勝でペイできる。[/keikou]
確かに希少車になるほど高値で買い取ってくれるけど、よく出回っている大衆車でも値段を付けて買い取ってくれる場合も多いから嬉しい。
その理由として、同じ車が多いほど修理するためのパーツが必要になってくるし、中古パーツ扱いだと新品よりも安く買うことができるので、その相手のオーナーも修理代が安くなるからWin-Winとして成立するんだ。
だから、廃車レベルの事故を起こしてしまった場合は、そのまま廃車にするんじゃなくて、「事故車買取の一括査定」は一度やってみる価値はあるだろう。
破損状況によっては、直して海外で売却する。
また、事故を起こした時は自走不可能の破損状況でも、自走できるぐらいに修理して海外に売ることもあるんだ。
もちろん赤字にならないように計算は必要だけど、そこは俺たちが気にするところじゃない。
元気に(かどうかはわからんが)どこかでまた走ってくれるのはちょっとロマンがあるよな(笑)
税金の還付
還付というのは簡単にいうと[keikou]払った税金が戻ってくる[/keikou]ということだが、これは処分の方法によって戻ってくる額が変わる。
- 一時抹消(車検の再取得が可能)だと自動車税が。
- 永久抹消(もう車検が取れない)の場合は車検の残り具合によっては自動車税に加えて重量税や自賠責保険が。
が、それぞれ日割りされた金額で戻ってくる。
これらが[keikou]廃車でも値段がついてお金がもらえるといった仕組み[/keikou]だ。
事故車買取の査定をするならこちら
事故車を買い取ってもらうには、まずは事故車買取業車に査定してもらうことが必要で、インターネットを使えば複数の業者に一括で査定を依頼することができるんだ。
ここではその事故車買取を査定してくれるサイトの一部を紹介しよう。
カービュー事故車査定
カービューはクルマ好きのポータルサイト「みんカラ」を運営しているところで、[keikou]15の業者に向けて一括査定ができる。[/keikou]
査定以来の手順はとても簡単で、
- 専用フォームより申し込み
- カービューから確認メールが届く
- そのまま待っていると2営業日ほどで査定結果が届く
という驚きの簡単さだ。
あとはその[keikou]査定結果から気になる業者を選び、出張で詳しく査定してもらう[/keikou]といいだろう。
カーネクスト
カーネクストは「0円以上の買取保証」があるので、[keikou]10万km以上走っている車でも、少しは値段が付く可能性がある[/keikou]業者だ。
全国レッカー引き取りや、面倒な手続きの代行も無料でしてくれるので、地方の人には痒いところに手が届き、安心できる買取業車になるかもしれないね。
こちらは[keikou]ページ中央のフォームに指定された情報を入力することで査定をしてもらえる。[/keikou]
株式会社タウ
こちらは1つの業者に直接査定してもらうサイトだ。
サイトを見てもらうとわかるんだけど、高価買取査定に強く「平均27万円」の買取実績がある
他にも全国の出張査定が無料で、レッカー代を含めた手数料も全て無料なので、[keikou]自走できないぐらい大破した車[/keikou]であれば、こちらにも査定依頼をしてみるといいだろう。
愛車を失うのは悲しいことだけど、それに対して凹むヒマがあるなら、自分の未熟さを認めて次の行動を起こそう。
そのために、できればこういった事故車買取を専門としている業者さんに査定してもらって、次につなげられるようにしてほしい。
今回の査定先として3つほどオススメした中で特におすすめなのが、最大15ヶ所の買取業者から一括査定をして、1番高い値で買い取ってもらえる、カービュー事故車査定をオススメする。