DIYとは「Do It Yourself」の略で、自分でやってみよう!って意味なんだ。
自分でやることで車の知識が付くし、愛着が湧く。さらに作業工賃も節約できて一石三鳥ぐらい良いことがあるので、俺はDIYをオススメしている。
このページでは、エンジンオイル交換の流れについて簡単に解説している。
オイルの選び方はこちらのページを読んで参考にするといいだろう。
→スポーツカーにピッタリのエンジンオイルはこれだ!種類別にオススメのオイルを紹介しよう
まあオイル交換と言っても、オイルを抜いて入れるだけなので、気をつける点といえば「ドレンボルトをしっかり締める」「規定量を守る」ぐらいしかない(笑)
今回オイル交換をした時に写真を多めに撮ったので、一通りの流れを見た上で、自分にもできそうだと思えたら是非やってみてほしい!
だから、安全に関しては最大限注意してくれよな。
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エンジンオイル交換の手順
エンジンオイルは冷えている時と温まっている時とでは、オイルの硬さが違う。
柔らかい方が古いオイルは抜けやすいので、エンジンオイルを交換する前に、近所を一回り運転してエンジンを温めておくと良いだろう。
ただし、停車直後はオイルが熱いので火傷に気をつけよう!
オイルと道具の確認
エンジンオイルとポイパック
エンジンオイルは近所のオートバックスに置いていなくなっていたので、Amazonで注文した。
エンジンオイルは「elf ALLEZ 5W-30 (3L)」をチョイス。また、地方自治体によって異なるが、このような「ポイパック(4.5L)」に廃油を入れることで「燃えるゴミ」として捨てることができる。
廃油は車によって量が違うので、大型車はより大きい方をチョイスすると良いだろう。
廃油受けとロングメガネレンチ
これは無くても別に良いんだけど、あるとかなり便利なので紹介しておこう。
ポイパックは口が狭いので、周りに廃油をぶちまいてしまうリスクが高いし、俺も何度もやらかした事がある(笑)
それを一度この廃油受けに入れることで、ポイパックにきれいに廃油を入れることができるようになる。
また、力がない俺みたいな男や女性でも、長い工具があれば楽にボルトを緩めることができる。
このロングメガネはいろんなところで活躍するので、これからDIYをするつもりなら、1本は持っておくと良いだろう。
オイルを抜く
オイルを抜く前に、ドレンボルトの位置をはじめに確認しよう。
ドレンボルトは車によって位置も向きも違うので、まずはオイルパンと呼ばれるオイルを溜めておく場所を見つけるんだ。
そして、そこに付いている6角形のボルトがドレンボルトだ。
車高を落としていなければ、ジャッキで持ち上げなくてもドレンボルトにアクセスできる場合が多い。
まだ廃油受けを置いていないので、少し緩めるぐらいで止め、あとは指でボルトを緩めていく流れだ。
この時に、オイルが熱いと火傷をする危険があるので気をつけるように!
ここを緩めると廃油の勢いが強くなり、スムーズにオイルを抜くことができる。
先にオイルフィラーキャップを緩めていると、ドレンボルトを抜いた時に勢いよくオイルが出るので、気をつけないと思わぬトラブルになる。(火傷や付着)
オイルを入れる
新しいドレンパッキンに交換したドレンボルトをしっかりと締め(ここかなり重要!)オイルフィラーキャップを外し、ペットボトルをカットしたじょうごをセットする。
オイルを缶の3/4ぐらい入れる。
このオイルは緑っぽい色をしてるけど、添加物による色なのであまり気にしないでくれ(笑)
オイル量の確認
ここで一度、レベルゲージを使ってオイル量を確認する。
写真では見えにくいが、Low(少ない)側の位置なので、オイルをこまめに確認しながら継ぎ足していく。
オイル量が上限になったら一度ストップ。
ここで一度、オイルフィラーキャップを締めてエンジンを掛けて2〜3分ほどアイドリングする。
ちなみにこの青い紙は丈夫なので車のメンテだけじゃ無く、台所周りの掃除にも使えて便利だ!
エンジンを止めてレベルゲージで確認するんだけど、レベルゲージはエンジンによって違うので、FULL(多)のやや下に量を調整すると良いだろう。
エンジンオイルは基本的にゲージ内に収まっていると大丈夫だ。
だけど、後日確認した時にあまりにも減るのが早い場合は、何かしらトラブルを抱えているかもしれないので、早めにプロに診てもらう必要がある。
試乗はできるだけ行う
最後にオイルフィラーキャップの閉め忘れがないか確認をして、家の周りを試乗してみよう。
新しく入れたオイルでエンジンが軽く回り、アクセルを離した時のエンジンブレーキが甘くなる場合があるんだけど、エンジンの調子が良くなった証拠なので、この感覚を覚えておこう。
ポイパックを使った廃油の処理
抜いたオイルは決められた方法で処理しないといけないが、上にも書いたように地方自治体によってはポイパックを使って「燃えるゴミ」として処理できる。
または、オイルの缶に廃油を入れてカーディラーなどに引き取ってもらうという手もあるが、拒否される場合もあるので、事前に問い合わせておこう。
ポイパックは開封すると、オイルを吸う吸着剤(紙?)がたくさん入っており、これにオイルを吸わせることで、燃えるゴミとして処理できるようになるアイテムだ。
長期間使用されたエンジンオイルは緑っぽさは一切無く、どす黒い茶色になっていた。
これは、エンジンの洗浄作用で、汚れを取り除いてくれているからこのような色になるんだけど、詳しくはこのページを読んでくれ!
→オイル交換だけじゃない!車のメンテナンスで必要な「液もの」の種類と役割
また、100kmも走る前にこんな色になるので、色についてはあまり気にしなくても大丈夫なので、日頃の点検ではエンジンオイルの量に気をつけておこう。
最後にポイパックの袋の口を縛り、付属の結束バンドでギュッと縛って蓋をしたら、そのまま燃えるゴミの日に出すと良いだろう。
まとめ
オイルエレメント(フィルター)を交換は、またべつに機会に追記しようと思っている。
写真が多くなってしまったけど、基本的に「抜いて入れる」のがオイル交換の基本で、ドレンボルトの締め忘れとエンジンオイルによる火傷と付着に気をつければそんなに難易度は高くないと個人的には思っている。
DIYのはじめの一歩には丁度良い作業なので、興味があれば是非チャレンジしてくれよな!
経験者を同行させるのも良いかもしれないね。
DIYはくれぐれも自己責任&安全第一だぜ!
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