日々無数にすれ違う対向車の中で、ひときわ気になる車の特徴があるんだけど、
黄ばんだヘッドライトがめちゃくちゃ気になる!
特にちょっと古いトヨタ車なんかは、カバーでも被せているかのように黄ばみ・曇りがひどい車も走っている。
黄ばんだヘッドライトはなんか残念やわ〜
ということで、このページでは黄ばんだヘッドライトを綺麗にする方法について、書いていこうと思う。
なぜヘッドライトが黄ばむのか?
そもそもなぜヘッドライトは黄ばんでくるのか?まずはそこから解説しよう。
2000年までの車というのは、実はガラス製のヘッドライトが主流だったんだ。
俺が乗っていたインプレッサWRX GC8はガラス製のヘッドライトだったので、洗車の時にちょっと洗うだけできれいなままの状態をキープできていたんだ。
綺麗だろ?当時20年前の車とは思えない輝きだ。(GC8後期のヘッドライトを流用)
ところが、衝突安全性や軽量にして少しでも燃費を良くするためか、ガラス製のヘッドライトは次々と廃止され、その代わりとして「ポリカーボネイト」のカバーを採用したヘッドライトが主流になってきたんだ。
確かに、ガラスだと万が一クラッシュした時に割れて飛び散って危ない上に、重い。
その点ポリカーボネイト製だと、軽い上に割れてもガラスのように飛び散らず、ガラスほど害も無いので、車のヘッドライトは、ほとんどこのポリカーボネイト製に変わっていったんだ。
ポリカーボネイトの欠点
軽くて、割れてもあまり害の無いポリカーボネイトは、それだけでも十分なぐらいメリットがあるんだけど、当然デメリットもある。
それが、冒頭に話していた「黄ばみ」なんだ。
黄ばむことのデメリット
ヘッドライトが黄ばむと、それだけ光を通しにくくなる。
写真はうちのスバルR2で、たまにメンテナンスをしているからか、写真を見る限り特に気にするほどでもない程度だが…
まだこれぐらいだと大丈夫だが、たまに古いトヨタ車なんかで見かける「すりガラスみたいに黄ばんで曇ったヘッドライト」だと、当たり前だがライトの光量は落ちる。
そうなると、夜間の運転時にヘッドライトが暗くなるのでかなり危ないんだ。
あまりにひどいと、車検にも光量不足、光軸不良で通らなくなる可能性が高くなる。
そして、何よりもダサい!!
これは個人的な感情なので気にしないでくれ(笑)
とにかく、車検がどうとかじゃなくて、まずは安全面を考えようぜ!
黄ばみができる原因
これは紫外線によるダメージだったり、雨などに含まれる汚れやによって、黄ばみが発生する。
もちろんコーティングなどが施されており、何も対策をしていないわけじゃ無いんだけど、コストとの兼ね合いからか、駐車状況や使用状況によってそのうち黄ばんでくるんだ。
ただ、レクサスなんかの高級車だと、黄ばみにくい素材をあらかじめ使われているのかもしれないね。
知らんけど(笑)
黄ばみを取り除く方法
黄ばみを取り除くのは、ガソリンスタンドやオートバックスなどの量販店、場所によってはカーディーラーでも1,000円〜20,000円で綺麗にしてくれると思う。
だけど、自分でもできない事はないので、洗車のついでにでもやっておくといいかもしれないね^^
黄ばみを取るのに有効なアイテム
俺がオススメする方法は、「ピカール」という研磨剤を使う事だ。
液体のコンパウンドでも良いが、ピカールの方が黄ばみは取れやすいと思う。
それだけ削っているのかも?
このピカール(コンパウンド=研磨剤)をタオルやキッチンペーパーに付けて、ヘッドライトをゴシゴシする。
そうすると、ピカールは研磨剤なので表面の黄ばみを削っていき、タオルもしくはキッチンペーパーが黄色くなってくるんだ。
十分磨いたところで、乾いたタオルもしくはキッチンペーパーで拭き取ってやると完了だ。
ちなみに、俺のおすすめは「ショップタオル」だ。
いわゆる使い捨てのペーパータオルだけど厚手でしっかりしており水拭きも可能。
車だけでなく家の掃除でも大活躍なので我が家では常備している。
ピカール施工前
ピカール施工後
きれいに拭き取ってやると、まるで新品のヘッドライトに交換したかのような透明感に、驚きと喜び、そしてより一層愛車への愛着が湧いてくるだろう!
ヘッドライトが綺麗になるだけでも気分はあがるぜ!
黄ばみを防ぐ方法
「ピカール」は研磨剤なので賛否両論分かれるところだが、ヘッドライトに穴が空くほど削るわけじゃ無いから、俺はこの方法をオススメしている。
うちのR2もやっているんだけど、半年おきに施工して10年ぐらいはどうってことない。
だけど、これはあくまでも研磨するだけなので、3ヶ月もしないうちに徐々に黄ばんできてしまう。
そんな時は、研磨した後にこのようなアイテムを使ってコーティングをしておくと綺麗な状態が長持ちするので、簡単にできるこのコーティング剤を使うと良いだろう。
まとめ
ヘッドライトの黄ばみは見た目が悪いだけでなく、ひどい場合は夜間の運転に支障をきたす恐れがあるから、できるだけ綺麗な状態をキープしておきたい。
インプレッサGC8のような古き良き車だとガラス製のヘッドライトの場合もあるが、ポリカーボネート製のヘッドライトは必須のメンテナンスなので、「ピカール」は覚えておこう!
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ヘッドライトが黄ばんでいる車を見ると、どんなにいい車でも安っぽく見えてしまって、とても残念な気持ちになるよ。
今はポリカーボネートのヘッドライトが主流だから黄ばみは避けられないけど、定期的にケアして夜間の安全をキープしていこう!
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